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教育課程編成の基本方針

1 基本的な考え方

 近年、日本の社会は、国際社会の激しい変化とともに、著しい変転の中になる。特に、経済問題や科学技術の進展においては、責任ある存在を求められている。
 昨今の社会問題から、子どもをめぐる環境に限ってみても、「不登校」「いじめ」などは、たくましさや思いやりなどの豊かな心の欠如がもたらしたものであり、国際化や情報化、少子化、高齢化、物の豊かさ等の影響による社会の変化に対応した教育についての取り組みが求められている。
 このような状況の中で、新学習指導要領は現行学習指導要領の理念である[生きる力]をはぐくむことを引き継ぎ、次のことを基本的な考え方としている。
 @ 改正教育基本法等を踏まえた学習指導要領の改訂
 A 「生きる力」という理念の共有
 B 基礎的・基本的な知識・技能の習得
 C 思考力・判断力・表現力の育成
 D 確かな学力を確立するために必要な授業時数の確保
 E 学習意欲の向上や学習習慣の確立
 F 豊かな心や健やかな体の育成のための指導の充実
 群馬県教育委員会では平成21年3月、こうした国における教育改革の流れを踏まえつつ、教育振興施策を総合的かつ計画的に推進するために「たくましく生きる力をはぐくむ〜自ら学び、自ら考える力を〜」を基本目標に群馬県教育振興基本計画を策定した。
 以上のことを踏まえ、本校では基礎学力の定着や、豊かな心を育成し児童一人一人個性や能力を伸ばして夢をはぐくむとともに、地域に開かれた信頼される学校づくりをめざした教育課程の編成に努める。

2 本校を取り巻く環境
 本校は、開校130年に及ぶ歴史のある学校である。
 校区内には、工場、商店、住宅があり、また周囲は農地が点在し、北に渡良瀬川が流れる自然に恵まれた環境の中にある。また、国道122号線やJR両毛線、東武線、上毛電鉄、わたらせ渓谷鐵道の通る交通網が発達した地域でもある。

3 目指す児童像・教師像及び学校像
 新学習指導要領、群馬県教育振興基本計画、桐生市教育行政方針、本校の学校課題、及び地域・保護者の期待等を踏まえ、目指す児童像及び学校像を次のようにとらえ、「夢に向かってがんばる子ども」を育成するために、教育課程の編成をすることとした。

(1) 児童像
○夢を持って生きる子
○素直で明るい子
○基本的な生活習慣を身に付けた子
○自ら考え、自ら学ぶ子
○我慢強く粘り強い子
○心豊かで思いやりのある子
○感謝の心を持ち、力を合わせる子
○決まりを守り、よく働く子
○健康でたくましい子

(2) 教師像
○夢に向かって努力し続ける教師
○個性豊かで創意工夫のできる教師
○人間性豊かで教育への情熱と使命感あふれる教師
○専門職として真に力のある教師
○問題意識を持ち自らの資質向上に意欲的な教師
○常に「子弟同行」のできる教師
○不易と流行を適切にとらえる教師

(3)学校像
○教師も児童も夢に向かって突き進む学校
○子どもの個性と主体性を育てる学校
○子どもの一人一人を大切にする学校
○身に付く授業を展開する学校
○地域に開かれた学校
○家庭及び地域社会に信頼される学校
○教師と教師、教師と児童、児童と児童の連帯感を育てる学校

4 教育課程編成の重点
 急激な社会変動の中であっても、不易と流行を適切にとらえ、「夢に向かってがんばる子ども」像の実現に努める。
 学校教育が生涯学習の基礎を培うとともに、[生きる力]を育成することを基本的なねらいとし、自ら考え自ら学ぶ児童の育成を図るために、本校では学力及び生活の基礎・基本を重視し、個性尊重の教育を推進する。
 また、授業時数については、年間計画に基づいた授業の成立する時数(自習・テスト等の時間を除く)を確保することを重点として編成することにした。

(1) 自ら学び自ら考える子どもの育成
○基礎的・基本的な内容の定着
○個に応じた指導方法の工夫改善
○思考力・判断力・表現力の育成
○地域の特性を生かした生活科・総合的な学習の時間の充実

(2) 豊かな人間性・社会性を身に付けた子どもの育成
○学校生活全般を通した道徳教育の充実
○思いやりの心を育てる教育活動の充実
○各教科等の徳性を生かした心の教育の工夫
○家庭との連携による基本的生活習慣の確立

(3) たくましく生きる実践力のある子どもの育成
○夢の実現に努力する子どもの育成
○子どもの主体的活動を通したリーダー育成
○勤労生産活動・奉仕活動の重視
○積極的な社会参加活動の推進

(4) 国際社会に生きる日本人としての自覚を持った子どもの育成
○我が国の文化・伝統の尊重と国際理解教育の推進
○外国語に触れる機会の拡充

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